今年は春の到来が早そうですね。
暖かくなってくると、階段を上がってくる生徒さん達の足音が、速く軽く聞こえます。
生徒さん達が、歌いながらお教室に入ってきたり、
レッスンが終わって帰って行く時に、レッスン曲を歌いながら帰ってくれると、
とっても、とっても嬉しい私です。
さてと…今日は『ピアノの音』のお話をしようかなぁ〜と思います。
皆さんは、「ご自宅のピアノの音 又は、好きなピアノの音を言葉で表現しましょう。」
そう言われたら、どうお答えになりますか〜?
「明るい音」「柔らかい音」「透明感のある音」「重くて、ずっしりした音」
きっと、皆さんそれぞれに、感じ方も違えば、表現の仕方も違いますよね。
カラーカードのようなサンプルがあれば、「この色が好き!」と、
明確に自分の好きな色を伝えることができますが、
ピアノの音は「明るい音」と言っても、受け取る側のイメージは、千差万別ですよね。
自分の好きなピアノの音を、人に伝えるってなかなか難しいです。
同じ1台のピアノも、弾き手の好みや、調律の仕方によって、全く違う音になります。
インシュレーターの材質をプラスチック、木材、ゴムと変えただけでも、
ピアノの音って変わります。
キャスターの向きを変えても、ピアノの音って、変わるんですね〜。
同じ1台のピアノから、いく通りもの音が生まれてくると思うと、ワクワクします。
自分の好きな音を、調律師さんにお伝えして、自分がイメージした通りの音が、
ピアノから聴こえて来た時、「そう!そう!この音大好き(≧∀≦)❗️」そう思います。
毎日、何気なくあたりまえのように、耳にしているピアノの音ですが、
少しこだわって、自分の好きなピアノの音を探してみたり、
調律師さんに「こんな音が好き。」と伝えてみると、
もっともっと、ピアノの音が好きになれる気がします。
私は…いつもいつも、一番大好きな音で、ピアノを弾きたい!と思います。
そして、生徒さん達にも、同じように感じてもらえたら…とっても嬉しい私です〜(╹◡╹)。
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