台風が通り過ぎて、今朝は台風一過の青空です。さわやかな風が、部屋の中を通り過ぎた時、そう❣️大好きな香りが〜プーンと。
『金木犀』の香りですね。この香りと共に、秋を感じる私です。
金木犀の香りは私にとっては、幼い頃の秋の想い出そのものです。
私が生まれ育った四国の町では、10月は秋祭りの季節。
10月に入ると、夕方の時間、何処からともなく太鼓と鐘の音が聞こえてきました。
それぞれの地域にある『だんじり』が組み立てられ、今か今かと待ちわびて。
太鼓と鐘の音と一緒に香ってくる香りが『金木犀』でした。
私がその町に帰ることは、なくなってしまいましたが、不思議なことに、
金木犀の香りがすると、耳の奥に残っている太鼓の音が、聴こえてきます。
さてさて、先週は、小学校の音楽会のピアノ伴奏オーディションがありました。
高学年になると、ピアノ伴奏を生徒さんたちがするようになります。
そこで!オーディションがあるようです。
特に、合唱の伴奏オーディションは、なかなか人数が多いようですね。
今年は、なかなかレベルの高い伴奏楽譜にビックリしましたが、
毎年伴奏しているせいか、安心して任せていただけたようで、良かったです。
オーディションはピアノ伴奏だけでなくて、合奏の楽器オーディションもあります。
合奏の花形は、どうやら女の子は、鉄琴、木琴、男の子はパーカッションです。
5年生になると、『アコーディオン』のようですね〜。
合奏の楽譜を持って来て「先生!リズム教えて下さい!」という男の子も
見事に小太鼓のオーディションに合格して、嬉しそうでした。
そんな中で、6年生の生徒さんが持って来たのは、校歌の伴奏楽譜でした。
彼は、とっても元気のいい男の子!校歌の伴奏は卒業式の際の伴奏とのことでした。
「せんせー、本当は『さようなら』が弾きたかったけどね、やめて校歌にした。」と。
その理由に…とってもとってもキュンとした私です。
「さようならって、卒業式の最後の曲…きっと泣いてしまって、上手く弾けないと思う…。
そしたら、卒業式が台無しになるしね。校歌は、一番最初に歌うから。」
ステキな理由ですよね。ウフフフフ…(≧∀≦)。