やましたピアノ教室の新着ブログ

保育科さん…バイエルの悩み

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こんにちは。

新年度が始まり1ヶ月、4月は今日で終わりです。

今日は朝から、調律師の方が来てくださって、

教室の2台のピアノを調律していただいています。

ベランダに出て、ふと空を見上げると、綺麗な青空に白い雲が浮かんでいて、

まるで、絵本のページを見ているような光景…

ハーイ!歌いたくなりますよね〜。

「ファ♯〜レファ♯レミ〜ソ〜 ファ♯レレ〜」の前奏フレーズから歌いたくなります。

 

『青い空に絵をかこう!』という歌です。

♪〜 青いそらに えをかこう おおきな おおきな ふね

あのふねにのって しゅっぱつだ ぼくらのしまへ〜

あしたは あしたは あしたはぼくらのせかいだ

あしたは あしたは ぼくらのせかいだ〜♪

 

さて、今日は保育科に通っている生徒さんのお話です。

私の教室には、保育科の学生さんや、これから保育科に進学する生徒さんが

沢山いらっしゃいます。皆さん、とても真面目にお勉強していらっしゃいます。

その生徒さん達が、口を揃えて「難しい!」というのが、『バイエルピアノ教本』です。

 

幼い頃に、バイエルを学習している生徒さんだと、思い出しているうちに

何となく指が思い出して、弾けるようになってくるのですが、

他の教本や、グループレッスンで学習された生徒さんにとっては、

『バイエル教本』はなかなか思う通りに指が動いてくれないようですね〜。

70番台までは…何とかクリアしても、80番台になって、

シャープが3つ、4つとなってくると「ウーン(u_u)、シャープが〜〜?」になってきます。

 

そこで❗️私がよくレッスンの中でするのは、左手を弾きながらのメロディーを歌う!。

保育士さんになるには、ピアノを弾きながら歌うことは必修ですよね。

そのお稽古も兼ねて、左手の伴奏を弾きながら、右手のメロディーを歌います。

この練習、案外と笑える練習です。何だか可笑しくて笑ってしまいます。

でも、眉間にシワ寄せて楽譜を見るよりは、ずっといいですよね。
何回か繰り返しているうちに、歌えるようになったら、

左手を弾きながら、メロディーを歌いながら、右手を膝の上で指使いどおりに動かす❗️

「うわー、せんせー、ムーリー!」と言いながらも、若いって素晴らしいですよね。

何だか笑っているうちに出来るようになります。

ここまで出来れば、「バイエル82番 ホ長調」何とか弾けるようになります〜(╹◡╹)。

 

保育科さんの生徒さんにとって、バイエルを弾くことが目標ではありませんよね。

もっともっと先の事が大切ですし、沢山学ぶこともありますよね。

その最初のところで、つまづいてしまわないように、嫌になってしまわないように、

楽しく楽しくピアノを学んでほしい!と思います〜(╹◡╹)。