新緑の季節、近くにある田んぼに、今日耕運機が入り、田んぼを耕していました。
田んぼに、水が入るのも、もうすぐですね。
毎年、この季節になると、必ずお教室に置く絵本があります。
その絵本は、『おむすびさんちの たうえのひ』という絵本です。
作者は、あの『だるまさんシリーズ』の、かがくい ひろしさんです。
このお話は、題とごとく、おむすびさんが田植えをするという
ちょっと洒落の世界…、摩訶不思議なんだけど、素直に「おもしろい❗️」。
そう思えるお話…、絵本なのです。
そのおむすびさんの田植えを手伝ってくれる仲間というのが、
これまた笑えます〜、おむすびの具なんです。
シャケ、 たらこ、 おかか、 うめぼし、 こんぶ…わらえますよね。
登場人物のユニークさにも、目を奪われますが、背景の田んぼ、木々の緑、
空の青さ、夕暮れの空の色の美しさに、見惚れます。
この季節、是非是非読んでいただきたい、一冊の絵本です。
あと一冊は…、『漢詩 国破れて 山河あり(声にだして読みたい日本語)』です。
なぜこの季節?と思うかもしれませんね…。
私がこの漢詩を学校で習って、一生懸命覚えたのが、この季節だからです〜*(^o^)/*。
決して楽しい詩ではないのですが、なぜだかこの漢詩がすきです。
『 国破れて 山河あり 城春にして 草木深し
時に感じて 花にも涙をそそぎ 別れを恨んで 鳥にも心を驚かす
烽火 三月に連なり 家書 万金にあたる
白頭 掻けば更に短く すべて簪にたえざらんと 欲す 』
この2冊をお教室に置くと、片方を見て笑い(≧∇≦)、もう片方を見て…(´・_・`)?
その二つのお顔に、私自身が笑えることが楽しいのです。