今朝の栗東は、昨日までの暖かさから一変して、何やら寒い朝です。
お日さまのお顔もなく、今にも雨が降ってきそうな、どんより空です。
お散歩がてらコンビニまで…と外に出て、「あらま〜寒い!」と、
もう一度お家に戻って、コートを着ました。やっぱり、12月ですね。
さてさて、このところ、「はじめて!」ということが、沢山の毎日です。
体験レッスンの前にしているガイダンスの一つなのですが、
『はじめてのレッスン室訪問』というのをしています。
以前は、お母様だけにお越しいただいて、お話を聞かせていただいてましたが、
最近では、ガイダンスの時から、お子さんが一緒に来てくださることも多くなりました。
「今日は、体験レッスンではありませんので、お気軽に…」とお話して来ていただいています。
今週、お母様と一緒に来て下さったのは、もうすぐ4歳の女の子。
実は…1年前にも一度来て下さっているのですが、「その時の記憶はないですよね。」
と、お母様とお話しながら、レッスン室に入っていただいたところ、
まるでいつもの事のように、スタスタとピアノのところに歩いていかれて、
ピアノの椅子にチョコンと座って下さいまして、お母様と大笑いでした。
「えーツ?もしかして、憶えてたの?」というお母様が聞くと、
「おぼえてるよ。クマさんいたモン❣️」とピアノの上のクマさんを指差してくれました。
これにはまたまた大笑いだったのですが、スゴいことですよね。
この日は、体験レッスンはしないものの、ドの鍵盤に赤い小さなシールを、
貼っておきました。真ん中のドだけは、「ドングリさんシール」。
それを見つけると、ニコッと笑って、右手のおかあさん指でナデナデ…(╹◡╹)。
とっても可愛らしい仕草に、私の方が癒されました。
「ドングリさんを押さえてみてね。」というと、これまたそーーッと。
はじめての鍵盤をおさえたお顔が、何とも嬉しそうでした。
そこからは、赤いシールを順番に押さえたり、違う鍵盤を押えたり、
お母様とお話している間、彼女はクマさんと一緒に遊んでいらっしゃいました。
「あのねー、ここはドングリさんの子どものおうち」
「あのね〜、ここはーレモンちゃんのおうち」
最初のピアノとの出会いが、いつまで記憶の中に残っているのかわかないですが、
こんなふうに出会ったことが、これから始まるピアノライフに、
長く長く繋がってくださると私は嬉しく思います。
帰り際に、「ママ、このピアノ持って帰ってお家に入る?」
その問いかけに、お母様も私も目が点…になりつつもまたまた大笑いでした。
次は、『はじめてのレッスン』ですね〜(╹◡╹)。