やましたピアノ教室の新着ブログ

日別アーカイブ: 2018年10月1日

♪♪ 音楽会オーディション ♪♪

台風が通り過ぎて、今朝は台風一過の青空です。さわやかな風が、部屋の中を通り過ぎた時、そう❣️大好きな香りが〜プーンと。

『金木犀』の香りですね。この香りと共に、秋を感じる私です。

 

金木犀の香りは私にとっては、幼い頃の秋の想い出そのものです。

私が生まれ育った四国の町では、10月は秋祭りの季節。

10月に入ると、夕方の時間、何処からともなく太鼓と鐘の音が聞こえてきました。

それぞれの地域にある『だんじり』が組み立てられ、今か今かと待ちわびて。

太鼓と鐘の音と一緒に香ってくる香りが『金木犀』でした。

私がその町に帰ることは、なくなってしまいましたが、不思議なことに、

金木犀の香りがすると、耳の奥に残っている太鼓の音が、聴こえてきます。

 

さてさて、先週は、小学校の音楽会のピアノ伴奏オーディションがありました。

高学年になると、ピアノ伴奏を生徒さんたちがするようになります。

そこで!オーディションがあるようです。

特に、合唱の伴奏オーディションは、なかなか人数が多いようですね。

今年は、なかなかレベルの高い伴奏楽譜にビックリしましたが、

毎年伴奏しているせいか、安心して任せていただけたようで、良かったです。

 

オーディションはピアノ伴奏だけでなくて、合奏の楽器オーディションもあります。

合奏の花形は、どうやら女の子は、鉄琴、木琴、男の子はパーカッションです。

5年生になると、『アコーディオン』のようですね〜。

合奏の楽譜を持って来て「先生!リズム教えて下さい!」という男の子も

見事に小太鼓のオーディションに合格して、嬉しそうでした。

 

そんな中で、6年生の生徒さんが持って来たのは、校歌の伴奏楽譜でした。

彼は、とっても元気のいい男の子!校歌の伴奏は卒業式の際の伴奏とのことでした。

「せんせー、本当は『さようなら』が弾きたかったけどね、やめて校歌にした。」と。

その理由に…とってもとってもキュンとした私です。

「さようならって、卒業式の最後の曲…きっと泣いてしまって、上手く弾けないと思う…。

そしたら、卒業式が台無しになるしね。校歌は、一番最初に歌うから。」

ステキな理由ですよね。ウフフフフ…(≧∀≦)。

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