いつも山下ピアノ教室のブログをお読みいただきまして、ありがとうございます
10月も半ばになり、朝晩が少しずつ冷えるようになってきました。
今日の栗東はとてもいいお天気の一日になりました。
窓を開けていると金木犀の香りが風と共に入って、私の一番すきな季節です。
さてさて、今日は、9級グレードの初見のお話をしますね。
私のお教室では、この時期グレード試験を受けるためのレッスンをしている
生徒さんたちが、とても多いです。
どの級の初見のレッスンも、まずはハ長調をしっかりマスターすることから始めます。
9級Aコース初見のポイントは、まず、
右手…音の高さを正しく判断すること。真ん中のド〜ソか、高いド〜ソか。
左手…ト音記号で書いてあるか、ヘ音記号で書いてあるかを、しっかりみる。
この2つのことが出来るようになって、ハ長調の学習がおわると、
ト長調の初見練習にはいっていきます。
9級の初見は、ハ長調、ト長調、へ長調、イ短調、二短調、この5つの調!
それぞれの調の音階と和音進行も合わせて弾けるように!
右手で和音を弾く機会は少ないのですが、この時期に練習しておくと
高学年になって音楽会の伴奏を弾くときにとても役に立ちます。
現在、9級グレードコースの生徒さんたちは、ピアノ実技の試験曲も決まり
バロック、古典、ロマン、現代の中から、3曲レッスンしています。
私が、Aコースでも、Bコースでも試験曲にするのは、『おまつり』という曲❗️
ニ短調、4拍子の曲で、日本のおまつりのイメージの曲です。
短い曲の中に、何ともホッコリした和テイストが満載の曲です。
12月の受験を目標に、どの生徒さんも頑張ってま〜す(^o^)/。