いつも山下ピアノ教室のブログをお読みいただきまして
ありがとうございます。
前回のブログに、皆さまから沢山のコメントをいただきして
本当にありがとうございました。とてもとても嬉しく拝見いたしました。
私自身もピアノ教室comにお世話になり、
ブログを書き始めて10年経ったことに、驚きながらも感慨深い想いです。
それでは!今日はグレード試験の初見のお話をしたいと思います。
ヤマハピアノ演奏グレードは、私のレッスンの中で
発表会と共に、大切に続けていることの一つです。
8級までの初見は、たいていの生徒さんがあまり苦労することなくマスターして下さいます。
ところが、7級の段階で初見に苦労しない生徒さんと、
苦労する生徒さんに、大きく別れていくようです。
Bコーを選択している生徒さんは、即興との関連性があるのせいか、
即興をマスターしていくのと並行して、初見もマスターしていくようですが…、
Aコースを選択している生徒さんにとっては、初見だけが孤立してしまうようで、
苦労する生徒さんと、苦労しない生徒さんにわかれてしまうようですね(。-_-。)。
ただ、幸いな事に、右手の初見はどの生徒さんも大差なく弾けています。
問題は、左手にあるようですね。
初見に苦労しない生徒さんを見ていると、ある事に気づきます。
それは、不必要に手を動かさない事です。
わからない音や、和音があった時に、手をその前の音を弾いたポジションにおいたまま
目だけで次の音を確認して、それから指を移動させます。
そうする事で、弾き直しを何度もせずに、正確な音をつかむ事が出来るようです。
何度も弾き直しをすると、余計に焦ってしまって、精神的にも良くないですね。
この方法を指導に取り入れてからは、随分初見のレッスンが楽になったようです
学習者グレードは6級まで続きます。
初見でつまずくことがないように、今週も頑張ろうと思う私です