十一月に入って、急に寒くなりましたね。
つい最近まで夏服を着ていていつ衣替えをしようかと考えていたのですが、
連休を挟んで一気に季節が進んだようです。
さて!『♪生まれ来る子供達のために』という曲を、ご存知でしょうか?
小田 和正さん作曲の曲です。
この曲は、1980年に発売されたオフコースのアルバムに収録されていた曲だとか…、
私がこの曲を知ったのは、映画『グスコーブドリの伝記』の予告編を、
テレビで見た時でした。
恥ずかしながら、『グスコーブドリの伝記』という本のタイトルも知らず、
この作品が、宮澤賢治の作品という事も、この時初めて知りました。
映画館で見た、この映画の幻想的な映像と、劇中に流れる小松亮太のバンドネオン、
ラストシーンに流れる主題歌『生まれ来る子供達のために』が、
何とも印象的な映画でした。
先週、レッスンに来た大学生の生徒さんから、この曲を弾いてみたいとの
リクエストをもらって、久しぶりにYouTubeでこの曲を検索しました。
映画の映像と共にこの曲を聞くと、胸に迫るものがありますね。
『♪ 君よ 愛する人を 守り給え、
大きく 大きく 手を拡げて 、 子供達を 抱きたまえ
ひとり また ひとり、 友は 集まるだろう、 ひとり また ひとり、ひとり また ひとり
真白な 帆をあげて、 旅立つ船に乗り、 力の続く限り、 ふたりでもこいでゆく
その力を与えたまえ、 勇気を与えたまえ ♪』
もう随分前の曲ですが、今も、今だからこそ、何か胸に迫るものがありますね。
『生まれ来る子供達のために』という曲も、勿論ですが、
もう一度『グスコーブドリの伝記』を見たくなりました。